わかんない

この物語はフィクションです

電車

電車に乗る

 

ときどき思い出すし、いまも思う

 

このまま倒れて無責任になりたい

いっそ入院して誰かに私の気持ちは

ボロボロなんだよって言いたい

消えてしまいたい

電車に揺られながらおもう

 

倒れてしまいたいのに

体は、理性は

心に寄り添ってくれない

 

今日もしっかり私は自分の体を支えている

 

疲れたからまた探す

見つからないのに

 

無邪気な心であたしを導いて欲しいの