わかんない

この物語はフィクションです

愛してほしいだけだよ

 

それ以外何も求めてない

 

心を開くたびに失敗だったと思い知る

 

言葉は信用できないのに

 

愛されたいから信じてしまう

 

 

君の瞳の奥まできっちり見てたつもりだった

 

私の打診を跳ね除けて

 

好きだと言ったのは君だったよね

 

 

無条件の愛を受けたことがない

 

いつも私は良い子にしてた

 

だから本物と偽物の区別なんてつかない

 

どの私が好きですか?

 

選んだら教えてね

 

知らない幸せを追い求めてるのが悪いのか

 

 

 

馬鹿だなあというひとり言を飲み込んで

 

結局息もうまくできなくなって

 

惨めと間抜けだけが残る

 

 

お願いだから傷つけないで

 

傷つけるなら近づかないで

 

よく考えて

 

私はそちら側の人間ではないんだよ

 

もっと大切に扱って

 

叫ぶ場所もない