わかんない

この物語はフィクションです

失敗した

 

今日は生理痛が酷くて起きられなかった

 

もともと薬を飲まないと

生理中は普通の生活ができなくて

 

でも他の治療を優先したいから

数ヶ月前にこっちの薬はやめた

 

 

もともと父親がリビングにいるときは

部屋に引きこもってることが多いけど

 

今日は母も不在だったから

本当は家事をやらないと

不機嫌になるのはわかってた

 

でも起きたら夜だったから父親に

具合が悪くて家事ができなかったことを

謝罪したけれど返事はなかった

 

 

まあ私はそんな生活をずっとしているから

なれっこになりたいわけだけど

不思議なことに慣れなどはやってこない

 

そうすると父親に無視される私が

本当に惨めに思える

 

きっと誰かは言ってくれる

あなたは悪くないよって

 

でもたぶんそれじゃダメ

呪いみたいなものだから

 

 

それでね、夜のお風呂上がり

外に出てする仕事を言い渡されるの

 

自分は先に寝るのにね

とても意地悪だなとおもう

失敗すると小さい罰がいつもついてくる

 

 

身体が辛いときは心も辛い

逆もまた然り

 

三つ子の魂百までならば

私のこれは来世まで

 

 

きっと誰とも繋がることがない

そんな予感がすると怖い

ふつうの幸せとか超ムズイ

 

いつも罰を与えられるのがこわい

守るより守られるほうがずっと難しい

 

自分が魅力的じゃないから

誰も見てくれない

 

はやく安心したい

私が私でも許されたい

 

 

家族なんてくじ引きだし

正しいわけじゃない

強くなりたい強くなりたい

 

 

私のこと嫌い