わかんない

この物語はフィクションです

クリスマスカード

 

今日、クリスマスカードを書いた

少し早いクリスマスカード

彼には時間がない

 

時間を無駄遣いしてる私の

ほんの少しの罪滅ぼし

 

新宿の伊藤屋で他のカードと被らない

可愛いカードを一生懸命探した

日本らしくて子どもにもウケるようなの

 

わかるかわかんないけど

お相撲さんとそれをみてるサンタ達のカードにした

 

きらきらの金と銀のペンも買った

 

あの子が好きだっていうぺんぎんのシールも買った

 

へたな英語でありきたりなメッセージを書いた

 

 

 

日本語でだって何を書けばいいのかわからない

自分が何を思ってカードを書いたのかもわからない

良い人になりたいわけではないです

 

 

多分ただの自己満足な罪滅ぼし

でもどうか早くきみのもとへ届きますように